囲炉裏で焼く岩魚と、変わらない田舎の風景
2025/06/04
こんにちは。
滋賀県で一棟貸しの農家民宿をしている、たらいち邸です。
先日、毎年数回、日曜日に日帰りでご利用いただいている団体のお客様が、今年もたらいち邸にお越しくださいました。
囲炉裏の火を囲んでの昼食は、季節を問わず人気の体験ですが、この日は特に豪快な一幕がありました。
その数、なんと24匹。
ずらりと並んだ岩魚(イワナ)が囲炉裏の火を囲み、ゆっくりと、じっくりと、あぶられていく様子は、まさに壮観そのもの。
囲炉裏を囲む皆さんの目も、自然と釘付けになります。
■ 炭火で焼くということ
たらいち邸での囲炉裏焼きは、ただ魚を焼くということ以上に、“火のある時間”を体感してもらうことを大切にしています。
炭に火をつけ、じわじわと熱が回るのを感じながら、炭を足したり、灰を動かしたり。
その手間も含めて、囲炉裏を囲む時間は穏やかで、どこか豊かです。
魚の脂が炭に落ち、ふわっと香ばしい香りが立ちのぼると、思わず空腹が刺激されます。
時間をかけてじっくり焼いたイワナは、皮はパリッと、身はふっくらと仕上がります。
ご飯が進まないわけがありません。
■ イワナとは? その生態と飼育について
今回焼いたイワナは、地元の養魚場で育てられたもの。
イワナは、日本の冷たい山間の渓流に生息する淡水魚で、清流のシンボルとも言われる存在です。
野生のイワナは非常にデリケートで、澄んだ水と安定した水温がないと生きていけません。
そのため、自然界では限られた場所にしか生息していない魚です。
現在では、環境保全と食材の安定供給の両立のために、管理された清流や養殖池で育てられることも増えています。
養殖とはいえ、イワナの味の良し悪しは水質と飼育方法に大きく左右されます。
よく冷えた、きれいな水を絶えず循環させながら育てることで、川魚特有の臭みもなく、ふっくらとした身に仕上がるのです。
■ 囲炉裏を囲むという文化
都会ではあまり見かけなくなった囲炉裏ですが、たらいち邸では、建物の中心に囲炉裏がある昔ながらの間取りを残しています。
火を囲んで食べるという行為には、言葉では言い尽くせない「つながり」が宿っている気がします。
火を眺めながら、ゆっくりと過ごす時間。
ご飯を食べながら、ふと笑いが生まれる瞬間。
何でもないようでいて、都会ではなかなか出会えない、かけがえのない風景です。
■ 最後に
変わらずにここにあって、変わらず迎えることができること。
それが私たちにとっての何よりの喜びです。
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何となく懐かしく、また帰ってきたくなる宿を目指しています。
高島市の農家民宿でゆったり過ごす日常をご用意してお待ちしております。
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たらいち邸
520-1831
滋賀県高島市マキノ町上開田145-1
電話番号 : 080-8182-4355
日帰りで気軽に滋賀を楽しむ
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