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囲炉裏のある宿で過ごす夜|初めての人が知っておきたいこと

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囲炉裏のある宿で過ごす夜|初めての人が知っておきたいこと

囲炉裏のある宿で過ごす夜|初めての人が知っておきたいこと

2026/03/23

「囲炉裏のある宿に泊まってみたい」と思ったことはありませんか。

でも、実際にどんな体験なのか、なかなかイメージがつかない方も多いと思います。

煙は気になる?服に匂いがつく?子どもは近くに行っても大丈夫?

この記事では、囲炉裏を囲む夜がどんな時間なのか、囲炉裏とはそもそも何なのか、

そしてたらいち邸での実際の囲炉裏体験について、初めての方に向けてわかりやすくお伝えします。

心温まる民泊で特別なひとときを - たらいち邸

たらいち邸は、お客様に特別なひとときを提供するため、心温まる民泊をご提供しています。清潔感のあるお部屋と、懐かしさを感じさせる落ち着いた雰囲気の施設で、リラックスした空間をお楽しみいただけます。また、自然と触れ合い、手作りの楽しさを体験できるメニューをご用意しており、思い出に残る体験をお届けします。季節ごとの美しい風景や静かな環境で、心を癒す時間をお過ごしいただけます。どなたでも安心してご利用いただけるよう、細やかなサービスを心がけています。たらいち邸で、ゆったりとした時間を過ごし、心に残る素晴らしい滞在をお楽しみください。

たらいち邸
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住所〒520-1831滋賀県高島市マキノ町上開田145-1
電話080-8182-4355

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目次

    囲炉裏を囲む夜はどんな時間か

    まずは囲炉裏を使う時間を想像してみてください。

    畳の部屋の中央に、四角く切り取られた囲炉裏があります。

    そこには炭があり、静かに赤く輝いている。

    鉄なべが吊るされ、細く湯気が上がっている。

    炭火はガスや電気の熱とは違い、やわらかく体の芯から温めてくれる種類の温かさです。

     

    囲炉裏の周りに座ると、自然と体が火の方に向きます。そして不思議なことに、火を眺めていると、それだけで会話が生まれます。

    「きれいだね」

    「なんか落ち着くね」

    難しいことを話すわけでも、何かをするわけでもない。

    ただ火を囲んでいるだけで、その場にいる全員がゆったりとした時間を共有できる。

    これが囲炉裏の一番の魅力です。

    スマホを置いても退屈しない。何もしなくていい。

    そういう時間が、旅に来た意味を静かに教えてくれます。

     

    たらいち邸の囲炉裏は炭を使用しています。

    炭は薪と違って煙がほとんど出ないため、室内でも快適に使えます。

    炎が大きく揺れるダイナミックさはありませんが、その分じわじわと体を温め続ける炭火の質感は、囲炉裏ならではのものです。

    囲炉裏には、使用後にひと手間があります。

    火を消すときは、炭に灰をかぶせます。

    そうすることで火は完全には消えず、朝まで静かに熱を帯び続けます。

    翌朝、灰をそっと除けると赤い燠炭(おきずみ)が残っており、息を吹きかけると火がじわりと蘇ります。

    昔の人が毎日繰り返していたこの所作に、囲炉裏との付き合い方の本質が詰まっているように思います。

    囲炉裏を前にすると、時間の感覚が変わります。

    何かを見ているわけでも、何かを聞いているわけでもない。

    ただ火を眺めているだけなのに、気づけば1時間が過ぎている。

    そんな経験は、日常ではなかなかできないものです。

    焚き火や炎に人が本能的に引き寄せられるのは、火と人の関係が非常に長い歴史を持つからかもしれません。

    囲炉裏の前に座るとき、その感覚がどこか体に宿るような気がします。

     

    ご家族で囲炉裏を囲めば、子どもたちはきっと「次は誰が火ばさみを使う?」と競い合うように興味を示します。

    カップルや夫婦なら、普段の何気ない話が不思議と深まる時間になります。

    友人グループなら、気づけば全員が無言で火を眺めている。

    そんな心地よい静けさが訪れることもあります。

    囲炉裏は、誰と来ても、その人たちとの時間を濃くしてくれる場所です。

    そもそも囲炉裏とは何か

    囲炉裏とは、室内の床を四角く切り取り、灰を敷き詰めて炭や薪を燃やす炉のことです。

    日本の伝統的な民家では、囲炉裏は暮らしの中心にありました。

     

    囲炉裏が担っていた暮らしの役割

    現代の感覚では「暖をとる道具」に見えますが、昔の囲炉裏はもっと多くの役割を担っていました。

    暖房・調理・照明という基本的な機能に加え、囲炉裏の上部には「火棚(ひだな)」と呼ばれる木製の棚が吊り下げられていました。

    この火棚に穀類や種もみを吊るして乾燥させたり、魚を燻して保存食を作ったりと、食の確保にも欠かせない設備でした。

    また、薪を燃やすことで生まれる煙には、家を守る重要な役割がありました。

    煙に含まれるタール(木タール)が梁や茅葺屋根に浸透することで防虫・防水性が高まり、屋根の耐久性を大きく向上させていたといいます。

    虫や害獣を遠ざける効果もあり、囲炉裏の煙は農家の暮らしを多方面から守っていたのです。

     

    さらに、囲炉裏は「火種」としての役割も重要でした。

    マッチのない時代、一度起こした火を絶やさないことが暮らしの基本でした。

    灰をかぶせて翌朝まで火を継続させるのも、こうした生活の知恵から生まれた習慣です。

     

    家によっては囲炉裏が二基あり、薪を燃料とした家人用と、煙の少ない炭を燃料とした客人用を使い分けることもあったといいます。

    客人には煙が少なく扱いやすい炭の囲炉裏でもてなす。

    そこに、当時の人々の繊細なおもてなしの心が見えます。

     

    関東と関西における囲炉裏の違い

    囲炉裏は日本各地に存在しましたが、その形や使い方は地域によって異なっていました。

    特に関東と関西では、囲炉裏文化に興味深い違いがあります。

     

    まず形状の違いとして、関東では正方形の囲炉裏が多く見られ、関西・西日本では長方形のものも多かったとされています。

    これは間取りや座る人数、使い方の違いを反映していると考えられています。

     

    調理における使い方でも差がありました。

    東日本、特に北陸地方では昭和30年代まで竈が普及しておらず、煮炊きのほぼすべてを囲炉裏で行っていました。

    一方、温暖な西日本(関西を含む)では夏に囲炉裏を使うことを嫌い、竈との使い分けが古くから定着していたといいます。

    気候の違いが、囲炉裏との付き合い方にも影響していたわけです。

     

    道具の違いも見逃せません。

    囲炉裏で鍋や鉄瓶を火にかけるとき、関東では天井から吊るした「自在鉤(じざいかぎ)」を主に使い、鍋の高さを自由に調節しながら調理するスタイルが一般的でした。

    自在鉤の横木は火除けの意味を込めて魚の形に作られることが多く、機能と意匠が一体になった道具です。

    一方、関西を含む西日本の一部では「五徳(ごとく)」と呼ばれる金属製の台を炉の中に置き、その上に鍋を乗せるスタイルも広く使われていました。

    五徳は3本足の金属製の台で、上部に網を乗せて焼き物をしたり、直接鍋を乗せて煮炊きをしたりと多用途に使えます。

    北陸地方では「金輪(かなわ)」と呼ばれる大きな輪の付いた五徳が使われ、自在鉤では支えきれないほどの重い鉄鍋をのせる文化がありました。

    自在鉤と五徳は対立するものではなく、両方を組み合わせて使う家も多くあったようです。

     

    このように、一見「火を囲む」という同じ行為であっても、地域ごとの気候・文化・生活習慣によって、囲炉裏の形や道具、使い方は少しずつ異なっていました。

    囲炉裏がいかに暮らしに根ざした存在であったかがわかります。

     

    現代に残る囲炉裏の価値

    昭和30年代以降、ガスや電気の普及とともに囲炉裏は日常から急速に姿を消しました。

    それとともに、囲炉裏を囲む文化——着座の作法、灰の扱い方、火の継ぎ方——も、多くの家から失われていきました。

    しかし「火を囲む」という体験そのものの価値は変わりません。

    むしろ、囲炉裏のある場所が珍しくなった今だからこそ、その時間がより特別に感じられるともいえます。

    古民家の囲炉裏の前に座ったとき、何百年もの間その場で火が燃やされてきた時間の重みのようなものを、かすかに感じることがあります。

    囲炉裏で楽しむ夕食について

    たらいち邸では、囲炉裏を囲みながら夕食を楽しむプランをご用意しています。

    炭火のそばで食べる食事は、それだけで味が変わります。

     

    囲炉裏焼きプラン

    近江牛・近江鴨・地元野菜を中心に、炭火でじっくり焼き上げます。

    炭火の遠赤外線効果で、食材の旨みが外に逃げずに凝縮されるのが炭火焼きの特徴です。

    近江牛の脂が炭に落ちる音、じわじわと焼ける香り、五感で楽しむ食事です。

    地元のお野菜は、その日の仕入れによって変わることがあります。

    滋賀の里山ならではの食材と出会えるのも、この食事の楽しみのひとつです。

     

    オプション:イワナの炭火焼き

    囲炉裏をさらに120%楽しみたい方におすすめなのが、イワナの炭火焼きです。

    串に刺したイワナを囲炉裏の炭火のそばに立てて、じっくり時間をかけて焼き上げます。

    炭火でゆっくり焼かれたイワナは皮がパリッと仕上がり、身はふっくらとしていて、川魚特有の香ばしさが引き立ちます。

    「囲炉裏といえばイワナ」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

    炭火と川魚の組み合わせは、まさに日本の原風景のような食体験です。

    自分でイワナを炭火に向けながら火加減を見守る時間も、囲炉裏体験の一部です。

    「まだかな」と覗きながら待つ時間も含めて楽しんでいただけたらと思います。

     

    かまど炊きご飯との組み合わせ

    囲炉裏を囲む夕食には、かまどで炊いたご飯が加わります。

    薪をくべて火を調整しながら炊き上げるかまどのご飯は、炊飯器では出せない香りと食感があります。

    炊き上がりの蓋を開ける瞬間の湯気と香りは、食事の始まりにふさわしい演出です。

    囲炉裏の炭火と、かまどの薪火。

    二種類の火が織りなす夕食の時間は、たらいち邸ならではの体験です。

    初めての人がよく気にすること

    煙は気になりますか?

    たらいち邸の囲炉裏は炭を使用しているため、薪と比べて煙はほとんど出ません。

    炭火は火が安定してからは煙がほぼ出ず、室内でも快適に過ごせます。

     

    一酸化炭素中毒は大丈夫ですか?

    炭火を使う際に気になる方もいらっしゃいますが、たらいち邸のような古民家では心配は不要です。

    古民家は現代の気密性の高い住宅とは異なり、空間が広く、天井裏や屋根のすき間から自然と空気が抜けるつくりになっています。

    この構造が、囲炉裏の煙や熱気を上手に外へ逃がす役割を果たしています。

    昔の人々が毎日囲炉裏を使い続けられたのも、古民家の開放的な造りがあってこそです。

     

    服に匂いがつきますか?

    炭火の場合、薪に比べて匂いは格段に少ないです。

    長時間火のそばに座れば多少の炭の香りがつくことはありますが、翌日には気にならない程度です。

    むしろ「炭の香り=あの夜の記憶」として、懐かしく思い出すことになるかもしれません。

    ※お食事を楽しまれる場合は、においがついてしまいます。

     

    子どもは大丈夫ですか?

    火のそばであることには変わりないため、十分にお気をつけください。

    炭が爆ぜる場合もございます。

    ただ、囲炉裏の炭火は炎が大きく上がるわけではなく、落ち着いた燃え方をしているため、ある程度の年齢のお子様であれば一緒に囲んで楽しんでいただけます。

    「これが囲炉裏だよ」と説明しながら火を眺める時間は、子どもにとっても記憶に残る体験になるはずです。

    囲炉裏のある宿の選び方

    囲炉裏のある宿に初めて泊まるとき、事前に少し確認しておくと、より満足のいく滞在になります。

    炭か薪か、まずこれを確認しておくといいでしょう。

    薪の囲炉裏は炎がダイナミックで、煙の香りも含めて「囲炉裏らしさ」をフルに味わえる一方、室内に煙が充満しやすい側面もあります。

    炭の囲炉裏は煙が少なく、室内での快適性が高い。

    どちらを好むかは人それぞれですが、特に小さなお子様や煙が苦手な方には炭の方が過ごしやすいでしょう。

     

    一棟貸しか旅館・ホテルかという違いも重要です。

    旅館では食事処に囲炉裏が設けられているケースが多く、食事の時間だけ囲炉裏を楽しむスタイルになります。

    料理は整っていますが、食事が終われば囲炉裏の前を離れることになります。

    一棟貸しの場合は、囲炉裏のある空間が滞在中ずっと自分たちだけのものです。

    食事が終わった後も、お茶を飲みながら火を眺めたり、子どもが炭の火を興味深そうに見つめていたり、そんな時間を誰にも気兼ねなく過ごすことができます。

     

    食事プランとの組み合わせも確認しておきましょう。

    囲炉裏を使って食事が楽しめるプランがあるかどうかは、体験の充実度に直結します。

    炭火で焼きながら囲炉裏を囲む夕食と、別の場所で食事をしてから囲炉裏を眺めるだけでは、体験の深さがまるで違います。

     

    食事のオプション内容もチェックを。

    たらいち邸ではイワナを炭火で焼くオプションも追加できます。

    囲炉裏焼きプランにイワナを加えれば、古民家での夕食体験がさらに豊かになります。

    「囲炉裏で焼いたイワナを食べたい」という目的だけで予約される方もいらっしゃいます。

     

    最後に、宿泊後の時間の使い方も想像してみてください。

    食事が終わってからも囲炉裏の前でゆっくり過ごせるか、翌朝に火を起こし直して再び囲炉裏端で過ごせるか。

    囲炉裏との時間が長ければ長いほど、その体験は記憶に深く刻まれます。

     

    たらいち邸は一棟貸しのため、囲炉裏のある空間を滞在中ずっとお使いいただけます。

    夕食後に家族でお茶を飲みながら火を眺める時間も、イワナを炙りながら話す時間も、すべてが旅の記憶になっていきます。

    まとめ|火を囲む時間が、旅を旅にする

    囲炉裏の前に座ると、自然と会話が生まれ、自然とスマホを置き、自然と時間がゆっくり流れ始めます。

    それは電気やガスの暖房にはない、火そのものがもつ力だと思います。

     

    「旅に行ったのに、いつもと同じような夜だった」と感じることはありませんか。

    囲炉裏のある夜は、それとは少し違います。

    火を眺めながら話した会話、炭火で焼いた食事の香り、灰をかぶせて火を預けてから眠りにつく感覚

    そういうひとつひとつが、旅の記憶をくっきりと形にしてくれます。

     

     

    心温まる民泊で特別なひとときを - たらいち邸

    たらいち邸は、お客様に特別なひとときを提供するため、心温まる民泊をご提供しています。清潔感のあるお部屋と、懐かしさを感じさせる落ち着いた雰囲気の施設で、リラックスした空間をお楽しみいただけます。また、自然と触れ合い、手作りの楽しさを体験できるメニューをご用意しており、思い出に残る体験をお届けします。季節ごとの美しい風景や静かな環境で、心を癒す時間をお過ごしいただけます。どなたでも安心してご利用いただけるよう、細やかなサービスを心がけています。たらいち邸で、ゆったりとした時間を過ごし、心に残る素晴らしい滞在をお楽しみください。

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